「日本の国際政治学の特徴」
「実力はどうか」
・有力誌に英語で論文を載せられる人は本当にごく一握り。
・英語論文を載せたことをアピールする人がいるがImpact factorが0.5以下。
・日本語の査読論文すら怪しい?
・そもそも米有力ジャーナルを読んでる人が少ない?
・なぜか引用数から実力がわかるGoogle Scholarに登録する人が少ない。
「何を専攻する人が多いか」
・計量、数理、質的を問わず理論家が少ない。
・外交史、国際政治思想、比較政治学や開発経済学と言った副専攻を持たない
その地域の言葉や現地事情に詳しいだけのジャーナリスト的地域研究者が多い。
・社会科学というよりジンブンチックで記述的研究しかできない。
「どこで学位を取った人が多いか」
・なぜか英国Ph.D.が多い。
(日本の主要経済学者はほぼ米有力大Ph.D.)
「出身」
・帰国子女がやたらと目立つ。
(英語力で勝負なのかも知れないが、数学は?)
・地域研究者には外務省在外公館専門調査員の経験者が多い。
「御用学者」
・外務省の審議委員、外務省の雑誌『外交』に顔を出すような人物。
・JAICAなどの理事長。
・外務省の出向、天下り先シンクタンクである国際問題研究所の関係者。
・某大学内シンクタンクの関係者。
など