2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4枚カード問題( ウェイソン選択課題)

4枚カード問題(ウェイソン選択課題)「問題」4枚のカードがあり、各カードには表に文字(母音または子音)、裏に数字(偶数または奇数)が書かれています。カードの表には以下の文字が見えます:「A」「D」「4」「7」ルールは次の通りです:「もしカードの…

「タクシーひき逃げ問題」

「タクシーひき逃げ問題」 ある街に2つのタクシー会社、A社とB社があります: A社のタクシーは全体の85%(0.85)、B社のタクシーは15%(0.15)。 ある事故が発生し、目撃者が「タクシーはB社のものだった」と証言。 目撃者の証言の正しさは80%(0.8)。 目撃…

1から100までの自然数には9が付く数字はいくつあるか?

「問」 1から100までの自然数には9が付く数字はいくつあるか? 「一般的な誤答」 A:9、19、29・・・99 で10個B:9・・・99で10個 90・・・99で10個 10+10=20個 「正解」 1. 1の位で数える 9,19、29・・・・99で10個 2. 10の位で数える 90、91、92・・・99…

「知ってるつもり」と「分かったつもり」

「知ってるつもり」と「分かったつもり」を分析する。 「知識と自覚の4パターン(数値はイメージ)」 ・A(10%)既知自覚 知っているし、それを自覚している(known-known) ・B(10%)既知無自覚 知っているが、自覚してない(known-unknown) ・C(10%)…

人間の文体はAIの文体に近づくだろう。

主張人間の文体は今後、AIの文体に影響され、より読みやすくなる可能性がある。これは、良い影響である。 根拠人間はAIが書いた文章を読む機会が飛躍的に増えており、読む機会が多い文体に影響されやすい。したがって、今後人間の文体もAI文体に影響される可…

アイザック・アシモフの書くための6つのこと

アイザック・アシモフの書くための6つのこと ・アイザック・アシモフは、 25年間も2週間で1冊書き上げるというペースをで約500冊書いた。 Isaac Asimov: How to Never Run Out of Ideas Again – Personal Growth – Mediumhttps://medium.com/personal-growth…

メモ パターンを見抜くのが得意な人は、「柔軟な意思決定」が苦手な傾向がある

メモ パターンを見抜くのが得意な人は、「柔軟な意思決定」が苦手な傾向がある 「統計的学習」 物事のパターンや規則性を見出し、それをもとに適切な行動を選び取る認知スキル 数字を埋めるパズル問題など。 目の前の対象からデータを収集し、そのパターンを…

メモ 私がスティーブ・ジョブズから学んだ最も重要な教訓

メモ 私がスティーブ・ジョブズから学んだ最も重要な教訓 「最も重要なこと」 採用こそが最も重要だ。 適切な人材を見つけることが、戦いの半分を占める。 「価値観経営」 金儲け第一でなく、経営者の価値観に共感し、ともに同じ目的地を目指す優秀な社員を…

メモ 芸人としての経済学者

芸人としての経済学者 クルーグマン 「導入」 ・ラッファーなどの駄目な 「専門家」たちはビジネス系読者の政治的偏見にフィットする話をする。 ・なぜ繰り返し失敗しても,人気が衰えないのか? 「コメント」 ・ビジネス系読者は自分の政治的偏見にフィット…

メモ 「太る体質を作っていたのはダイエット…」 

「太る体質を作っていたのはダイエット…」 “ヘルシー食品”が肥満につながる恐ろしい“真実” ・BMIは保険会社が「太り過ぎ」を「肥満」に分類するして高い保険料を払わせるために考案 →皆がダイエットに走る→ダイエット産業とヘルシー食品の大産業誕生 ・1997…

めも 1ミリの“ごまかし”でも一発アウト! ビル・ゲイツ「驚愕のマネジメント法」

1ミリの“ごまかし”でも一発アウト! ビル・ゲイツ「驚愕のマネジメント法」 ビル・ゲイツは ・恐ろしく記憶力がいい。前に言ったことは必ず覚えていて、違うことを言ったら、 「前に言ったことと違うじゃないか」と突いてくる。 ・仕事中、黄色いパッドにメ…

メモ 良い経営論と悪い経営論、 その境界はどこにあるのか

良い経営論と悪い経営論、その境界はどこにあるのか 「メモ」 琴坂:本当にそうですね。トップジャーナルに載せた人がどうやって載せたかというプレゼンテーションを何度か聞いたことがあります。一度驚いたのが、 冒頭から該当する研究領域の編集者と査読者…

「合成の誤謬」と「分割の誤謬」

「合成の誤謬」(fallacy of composition) 「定義」 ・部分に当てはまる特徴を、全体の特徴と捉える。 「反論方法」 ・部分の特徴と全体の特徴は一致するとは限らないと指摘する。 「例」 ・このエンジンの部品は全部軽い。だからこのエンジンも軽いに違い…

怠惰な誘導(Slothful induction)

怠惰な誘導(Slothful induction、 appeal to coincidence) 「定義」 帰納的議論が推論を裏付ける強力な証拠があるにもかかわらず、正しい結論を導き出せない誤謬である。 「反論方法」 ・十分な証拠があることを指摘し、偶然ではないと主張する。 「例」 …

早まった一般化(Hasty generalization)

早まった一般化(Hasty generalization) 過剰な一般化(Over generalization)「定義」 以下のような論証形式の推論をいう。 少ない例(不十分なサンプル)から、一般的結論(母集団評価)を誤って導いている。 AはXである。BもXである。CもXである。DもXで…

「類似からの議論」と「相違からの議論」

「類似からの議論」 「定義」 ・「AとBは同じ(似ている)なので、AとBは同じように扱うべきだ」という主張 「例」 ・男と女は同じ人間だ。従って同じように人権を認めるべきだ。 「反論方法」 ・「AとBは同じ」という前提を、「AとBは異なる」という論理で…

ケインズと熱病

"The General Theory caught most economists under the age of 35 with the unexpected virulence of a disease first attacking and decimating an isolated tribe of south sea islanders. Economists beyond 50 turned out to be quite immune to the ai…

世間に下手な文章があふれる理由

「総論」 素人のブログやXも酷いし、ウェブメディアの記事も酷い、学者の書いた文章もひどいので頭にきて書いた。バカな文章を読まされる身にもなってみろ! (作家やジャーナリストの文章は読みやすいが「読ませる文章」であり実用文でない) 「下手な文章…

なぜ生産性を爆上げするハウツー本を読まないのか?

「なぜ生産性を爆上げするハウツー本を読まないのか?」1.そもそも本を読む習慣がない。2.自信過剰で、特に必要だと思ってない。3.向上心が乏しいので生産性爆上げに興味がない。4.優れたハウツー本があることを知らない。

サイコロ確率

1回投げて、1が出る確率は? 1/6=0.166 1回投げて、1が出ない確率は? 5/6=0.833 2回投げて、1回目だけで1が出る確率は? ・1回目で1が出る確率 1/6 ・2回目で1以外が出る確率 5/6 従って5/6×1.6=0.115 2回投げて、2回目で初めて1が出る確率は? ・1回目で…

どこまで理解するか?

「総論」 理解の時間や手間のコストは大きい。 「方法」「結論」を覚えて済ますか、「なぜ」も理解するか判断する必要がある。 「実用知識」 ・使い方だけ知っていれば問題ない →使い方だけ覚える ・「使い方」と 「なぜこれなのか?」「なぜこれではないの…

ファインマンテクニック

ファインマンテクニック 「ファインマンテクニックとは」 「人にわかりやすく説明すること」を通して、理解を深める勉強法 「メリット」 ・丸暗記や読むだけより、長期記憶しやすい ・説明力、理解力が上がる 「デメリット」 ・時間と手間がかかる 「1.テー…

「読んでいてわからない場合」

「読んでいてわからない場合」A.十分丁寧に書かれている+テーマが難しい 書き手:問題なし、読み手:予備知識不足、読解力不足 対策1.もっとやさしい本を読む 対策2.精読、読解力不足 対策3.わからないこと、なぜわからないかをメモし、人やAIに質問 B.十分…

なぜマイナス×マイナスはプラスなのか?

「総論」 「マイナス×マイナス=プラス」と定義しないと 結合法則が使えなくなって大変不便なのでそう決めている。 「歴史的経緯」 ルネサンスまでは ・「マイナス×マイナス=プラス」 ・「マイナス×マイナス=都合に合わせてプラスorマイナス」 ・「マイ…

なぜ割り算では掛け算を使うのか?

「総論」 ・「割り算」なのに「掛け算」と「足し算」で計算するのは不思議と感じることを解消することを目標にする。 ・まずは125÷5=25を使って「割り算」らしく 「均等配分」で割り算をする方法を説明する。 そしてこの方法は非常に面倒であることを理解す…

割り算の使い方 

「等分除、分ける」「割られる数/割る数=1単位あたりの均等分割数」 ・「割られる数」を「割る数」で均等分割すると、1単位でどれくらいか?を知りたい。 ・等分割すると、1つ当たりいくつになるか? 「構成比=部分/全体」 ・全体と部分の関係がある場合…

掛け算と割り算と一次関数グラフ

「まとめ」 ・掛け算と割り算は原点を通る一次関数のグラフでの操作だと考えると 対応関係がはっきりする。 ・この考えを使うと、 「マイナス×マイナス=プラス」 「マイナス÷マイナス=プラス」 も簡単に説明できる。 ・掛け算はX=1から、指定されたXへ移…

割り算と掛け算は一次関数で考えるとよく分かる。

「総論」 長い間、割り算の本質がわからなかったが、ある時、真剣に考え抜いたところ分かった。それを書いておく。 「割り算の意味は3つ」 1.「等分除」:割られる数を割る数で等分すると、1単位いくらになるか? 10個のりんごを2人で分けると1人分は何個か…

タレブ的攻撃性

私のモットーは 「自信満々で、自分の知性を信じ切っている奴らはいじめてやろう」である。 (『まぐれ』ナシーム・ニコラス・タレブ) 私もタレブと同じぐらい攻撃的で議論好きだが、 出来るだけ議論しないようにしている。(殆どの場合において議論は時間…

可能性の言語表現

「可能性ある/なしの考え」 確実 100% 可能性がある 1-99% 可能性なし 0% ・「可能性がある」という表現は非常に幅が広いので使うべきでない。 ・他人が「可能性がある」といったら「具体的にどのくらいか?」を聞け 「可能性を7段階で分ける」 確実 100…