4枚カード問題( ウェイソン選択課題)

4枚カード問題(ウェイソン選択課題)
「問題」
4枚のカードがあり、各カードには表に文字(母音または子音)、裏に数字(偶数または奇数)が書かれています。カードの表には以下の文字が見えます:
「A」「D」「4」「7」
ルールは次の通りです:
「もしカードの表に母音が書かれているなら、裏には偶数が書かれていなければならない。」
このルールを検証するために、どのカードを裏返す必要がありますか?
(必要最小限のカードを選んでください)
 

「答え」
・「A」と「7」をめくる
「解説」
「A」→めくる
母音なので、裏に本当に偶数が書かれているか確認する必要がある
「D」→めくらない
「母音ならば、裏は偶数」
子音の裏に何が書いてあるかはこのルールでは言及してない。
したがって、「D」をめくってもルールの検証にならない。
「4」→めくらない
 「母音ならば、裏は偶数」
 「母音の場合、裏は偶数」なだけであり、「偶数ならば母音」とは言ってない。
  したがって、「4」をめくってもルールの検証にならない
「7」→めくる
 「母音ならば、裏は偶数」
 ルールの対偶「偶数でない(奇数)ならば、母音でない(子音)である」はルールと等しい。
 したがって奇数である「7」をめくると子音があるかを確認する必要がある。

 

「コメント」

ウェイソンによると大学生の正答率は10%。