割り算と掛け算は一次関数で考えるとよく分かる。

「総論」

長い間、割り算の本質がわからなかったが、ある時、真剣に考え抜いたところ分かった。それを書いておく。

 

「割り算の意味は3つ」

1.「等分除」:割られる数を割る数で等分すると、1単位いくらになるか?

      10個のりんごを2人で分けると1人分は何個か?

      10/2=5 1人あたり5個

2.「包含除」:割られる数の中に、割る数が何個入っているか?

      10個のりんごを2個で1パックにする。何パック作れるか?
       10/2=5 1パックりんご2個入りのパックは5パック作れる。

3.「倍数」 

 

 

 「コメント」

・「割り算」という名称は「等分除」から来ている。

 割り算には「包含除」「倍数」の意味もあり、

 「割り算」=「等分除」だと思っていると「包含除」や「倍数」の場合、

 理解不能になる。

 

「割り算は一次方程式である」

1.10個のりんごを2人で分ける

2.2人で1人分「X」ずつ個で分けた10個になる

3. 2×X=10

4. X=10/2=5

「」

・りんご1個が特売で20%引きで80円で売られています。元の値段(X)は?

・ (1-0.2)X=80

      0.8X=80 

        X=80/0.8=100

・この計算は「包含除」「等分除」では全く説明できない。

・一次方程式で考えて解いた方が良い。

・長い間、なぜ 

 「割引後の価格/(1-割引率)=割引前の価格」で答えが出るのかわからなかった。

 だがこれは

 「割引前の価格(X)×(1-割引率)=割引後の価格」から出発して

 方程式を変形して

 「割引後の価格(X)=割引後の価格/(1-割引率)」にしたものだったのである。

 結論だけ見せられて、よくわからずに暗記して使っていたので意味不明だったのだ。

 

「参考」

『算数学』黒木