「知ってるつもり」と「分かったつもり」

「知ってるつもり」と「分かったつもり」を分析する。

 

「知識と自覚の4パターン(数値はイメージ)」

・A(10%)既知自覚  知っているし、それを自覚している(known-known)

・B(10%)既知無自覚 知っているが、自覚してない(known-unknown)

・C(10%)未知自覚  知らないと自覚している(unknown-knonwn)

・D(70%)未知無自覚 知らないことすら、自覚できてない(unknown-unknown)
「コメント」

・A既知自覚、問題を起こしにくい(自信過剰のリスクあり)

・B既知無自覚、既知だが都合が悪いので無意識に押し込められている、危険性あり

・C未知自覚、比較的危険性低い

・D未知無自覚、予期せぬ事態。

        極めて危険性が大きい。自覚できない膨大な無知が広がっている。

 ・未来の技術革新  存在すら想像できないもの

・普通の人 :Aを中心に考える。

・用心深い人:AだけでなくCにも注意を払って考える。

       しかし広大な無知Dを見落としている。

・意思決定する時

 「知らないことすら、知らないことはなにか?」

 「この情報だけでいいのか?もっと重要な情報があるのでは?」

 

 

「知識と理解のパターン」

・完全理解 :完全に正しく理解

・大体理解 :大体理解している

・誤解   :正しく理解しているつもりだが、問題があるほど不十分、間違っている

・無理解自覚:理解してないことを自覚

 

「客観的評価」
完全に理解している

大体理解している

あまり理解してない

全く理解してない

「主観的評価」

完全に理解している

大体理解している

あまり理解してない

全く理解してない

1-1 完全に理解しているつもりで、完全理解

1-2 完全理解のつもりだが、大体理解

1-3 完全理解のつもりだが、あまり理解してない

1-4 完全理解のつもりだが、全く理解してない

2-1 大体理解のつもりだが、完全理解

2-2 大体理解しているつもりで、大体理解

2-3 大体理解のつもりだが、あまり理解してない

2-4 大体理解のつもりだが、全く理解してない

3-1 あまり理解してないつもりだが、完全理解

3-2 あまり理解してないつもりだが、大体理解

3-3 あまり理解してないつもりで、あまり理解してない

3-4 あまり理解してないつもりだが、全く理解してない

4-1 全く理解してないつもりだが、完全理解

4-2 全く理解してないつもりだが、大体理解

4-3 全く理解してないつもりだが、あまり理解してない

4-4 全く理解してないつもりで、全く理解してない

 

「知識正誤と認識のズレ」

・正しいと思っていて、正しい知識    (問題なし)

・正しいと思っているが、間違った知識  (問題)

・間違っていると思っているが、正しい知識(問題)

・間違っていると思っていて、間違った知識(問題なし)

 

 

 

知ることができる知識

知ることが難しい知識

知ることが出来ない知識

 

知っている知識

知っているつもりの知識

知らない知識

 

 

我々が考える時間軸

過去について考える      過去の分析

現在について考える      現在の分析

未来について考える      未来の分析、予測

無時間的テーマについて考える 無時間的テーマの分析